花色えんぴつ

30代、独女

ACの広告に乗っかって

愛犬は2ヶ月ごろに、愛護団体を通じて私のところへ来てくれました。

最初は朝刊の伝言板に、愛護団体のお知らせを見たのがきっかけです。


真っ白でころころした女の子、親犬は分かりません。 


保健所で檻に入っていたので、愛護団体の方が見つけてなければ、あの頃だと処分されていたと思います。

ですが、子犬の愛犬は何も知らず分からない状況で、救い出され私たちの家族へ迎え入れられました。

寄付金として、1万円お渡ししたと思います。


もともと、命があるものを高額のお金で買う、という感覚が私には抵抗があり、子供の頃に犬と過ごした私は、大人になったら譲渡犬を引き取ろうと思っていました。


愛犬は子犬のころからとても健康な雑種犬でした。

臆病なところもありますが、非常に利口で愛嬌もあり、可愛い性格の犬です。

その可能性すら、処分されてしまう犬や猫は摘み取られてしまうことを、愛犬の成長を見て重く受け止めました。


8年経ち、去年、外科治療もしたりと、いろんなことがありましたが、飼わなければ良かった、と思ったことは一度もありません。

身体が大きく、毛も抜けるし、お風呂も苦手、車も苦手ですが、それでも手放そうと思ったことは微塵も思いません。

どうしたらいいか、と考えます。


ペットを飼おうとしている方

またペットを手放そうとしている方

今一度、よく考えて頂けないでしょうか。

私たちが思っている以上に、犬や猫にも感情があり、人と一緒にいることに喜びを感じています。特に犬は多いと思います。


犬や猫の一生は、ほんの一瞬です。


それでも最後まで見れますか。

生き物で哺乳類だから、人の子供と同じように手がかかります。

食べ物も病院も、毛や皮膚の毎日のケアもあります。

子犬のうちは人の赤ちゃんと同じくらい手をかけてあげないといけません。

子犬の頃は、加減を知らず本当に大変です。それでもやれるなら、お好きな動物を飼ってください。


手放そうとしているなら、ほかに方法がないのか、愛護団体があれば相談だけでもしてみてください。

保健所に持ち込むことを避けて頂ければと思います。

病気なのでしょうか。それでも生きることに対しての疑問は、犬や猫にはないはずだから

苦しがっていたら、最後までいてあげるしかありません。


犬や猫の種類にこだわりがなければ、譲渡の選択肢を増やしてください。

品種によって性格や賢さは決まりません。

育て方と素質で決まります。

愛情深く接すれば、非常に良いものになっていきます。


いつかお別れは必ずきます。

それが不幸なものにならないように、責任と愛情を持って、ペットを迎え入れてください。